【USUM S17 使用構築】WINDYさんのマンダ軸
【はじめに】
皆さんこんにちは。WINDYです。目標としていた結果には届きませんでしたが、7世代も終わりと言うことで、割と気に入っている構築の記事を記念に書き残したいと思います。ほぼ自分の思い出用の記事ですが、良かったら読んでいって下さい。
【使用構築】
【構築経緯】
例によってシーズンの序盤は、S15の構築記事を読んで気になったパーティを触っていたのだが、少し耐久に回した陽気マンダが手に馴染んだのでメガ枠として採用することに。普段よく構築の話をしている方が、身代わり吠えるのステロドランが強いと言っていて、マンダとの相性も良さそうなので採用。この2体から組み始めた。
この2体と相性の良いポケモンとして、ナットレイが役割的にしっくりきたので採用。このままだとゲッコウガが重めで、全体のSラインも低かったのでタイプ補完も優秀なスカーフカプ・レヒレを採用。この4体では明確なストッパーがいないのと、格闘技持ちのボルトロスやゲッコウガなどの、技範囲がこちらの構築に刺さっている高速アタッカーが重かったので、そいつらを対面的に処理するためにZ枠として最強ポケモンのミミッキュを採用し、襷枠&地面枠としてホルードを採用して構築が完成した。
【コンセプト】
・7世代最後だしマンダを使いたい
・対面、サイクルどちらの選出も柔軟に出来るように
・各ポケモンに崩し要素を持たせる
【個別紹介】
技構成:捨て身/地震/竜舞/羽休め
実数値:183-189-151-117-112-182
努力値:H100 A188 B4 D12 S204
A:無振りメガルカリオが87.5%の高乱数1発
H212 B4 振りのメガボーマンダを捨て身2発 or ステロ+舞捨て身で確定1発
HB:威嚇込みで特化メガリザードンXの逆鱗が6.3%の低乱数1発
HD:メガ進化前DL調整
臆病CSメガゲンガーの凍える風が43.8%の乱数1発
S:最速ジャローダ抜き
強いと分かっていても今まで手に馴染まなかった7世代最強メガ枠。S17にしてようやく手に馴染むマンダに出会えた。メガ前の威嚇という特性も超強力で、メガ後は圧倒的な数値と優秀な耐性であらゆる動きに対応でき、しっかりと構築の軸として機能してくれた。この構築の他のメンツを見て、メガルカリオやらメガメタグロスやらカミツルギがほいほい選出されるので、そいつらを上から潰すために性格は陽気。調整はありがちなものに落ち着いたが、こいつでメガリザードンXの逆鱗を受けて切り返す動きを結局しなかったので、耐久を若干削ってAに回しメガルかリオやメガメタグロスへの乱数を良くした方が強かったかもしれない。技構成は火力を確保するために恩返しではなく捨て身を採用して後は舞マンダのテンプレ。
ヒードラン@残飯 貰い火 穏やか
技構成:噴煙/ステロ/身代わり/吠える
実数値:193-88-127-159-165-102
H:残飯効率のよい16n+1
HB:特化メガクチートの叩き落す+不意打ちを確定耐え
HD:特化ギルガルドの霊Z+影うち確定耐え
C:D4 振りメガゲンガーに噴煙が71.4%の乱数2発
S:遅いメガフシギバナを抜ける程度
強いと教えて貰った構築の組み始めの1体。 主にバナやポリ2、テッカグヤなどが入った構築に対して選出し、こいつで荒らしてから裏のマンダやミミッキュを通す動きが強かった。ゴーリに対してのこの構築の回答でもある。選出抑制の役割も大きく、リザグロスとマッチングした際に、相手がより処理の楽なグロスばかり選出してくれたのは大変ありがたかった。ワンウエポンには放射ではなく噴煙を採用しているが、火傷の追加効果で勝利をたぐり寄せることも割とあるので、上振れ技の噴煙で良かったと思っている。こいつは見た目はアーゴヨンに強いが実際にはそんなこともないので、他の面子と合わせて頑張って処理しなくてはならない。
ナットレイ@混乱実 鉄の棘 呑気
技構成:ジャイロ/タネガン/宿り木/鈍い
実数値:181-118-183-67-149-22
努力値:H252 A28 B124 D100
調整はテンプレの鈍いナットレイ
有名な並びにもあり、マンダドランと相性の良い枠。レヒレを始めとした相手の水枠に対してのクッション、ギャラドスやミミッキュ等の物理アタッカーのストッパー、鋼枠としてのカプ・テテフ対策、カビゴンやポリ2に投げてサイクル戦を仕掛けるなど、広い範囲に対応できて使いやすかった。相手のマンダやグロスに関しては、ナットレイの突破手段を持っていることも多いので、任せきりにせずにカプ・レヒレやマンダと合わせて処理する選出をしていた。
技構成:波乗り/ムンフォ/冷ビ/トリック
実数値:151-85-135-156-150-137
努力値:H44 C212 S252
CSベースで気持ち耐久に回した
このポケモンの一番の採用理由は上からゲッコウガを殴り飛ばすことで、初めはそのくらいしか選出画面での役割を考えていなかったが、使い慣れる内にメガゲンガーやメガメタグロス+ランドロスのような並びに波乗りで一貫を取りに行ったり、舞わないマンダを上から縛りにいったり、受け気味の構築にトリックでスカーフを押しつけて崩しに参加したりと様々な動きを想定出来るようになり、使いやすい器用で優秀なポケモンだと感じた。
ミミッキュ@ゴーストZ 化けの皮 意地っ張り
技構成:じゃれ/ジャドクロ/剣舞/影うち
実数値:131-156-100-63-125-148
努力値:H4 A252 S252
ASぶっぱ
ここまで比較的サイクル寄りのポケモンの採用ばかりだったが、それでは対応しにくい相手に対面的な動きを取れるZ枠として採用した。こいつのおかげでボルトロス入り、ラティクチ、ゲンガー軸等への勝率が上がった。Zの種類に関しては、主にテッカグヤやナットレイに対して物理打点による役割集中をかけたかったので、霊Zで採用した。
こいつがいるだけでゲームプランの組み立てがしやすくなったし、やはり7世代最強ポケモンは最強だった。
ホルード@襷 力持ち 意地っ張り
技構成:地震/冷パン/炎パン/叩き
実数値:161-118-98-53-99-128
努力値:H4 A252 B4 D12 S236
H:4 振りで奇数に
A:特化
B:余り
D:DL調整
S:振り切る必要を感じなかったので若干削った。一応、S-1最速ゲッコウガを抜ける且つ、速めのHDグライオンを抜けそうなライン。
自分が最も信頼している地面枠。構築に対面的な動きを取り入れるために採用し、そのため持ち物は襷にした。この枠にニドキングを採用していた時期もあったが、ギルガルドをワンパンしうる火力や叩き落すの存在、物理受けを読んで役割集中で崩していく動きを取れることからホルードで良かったと思っている。技構成に関してはメインの地震と4倍弱点に刺さる冷パン、ポリ2やカビゴンの持ち物を落とせる叩きで、ラストはカミツルギやメガハッサム、ナットレイに刺さり、叩いた後のエアームドやテッカグヤを裏の圏内に押し込むのに使える炎パンとした。
【終わりに】
ここまで読んでいただいてありがとうございます。今シーズンは途中で新作が発売されるということで、その前に手応えが掴めてある程度のレートに来れていれば終盤も勝負したいなと思っていたのですが、後になって採用したミミッキュとホルードを選出に上手く組み込めず、レートを逆にがっつり溶かしてしまっていました。そのため、自分の実力ではもう間に合いそうにないなと思い、7世代の対戦から離れていました。しかし、シーズン最終盤になってなんとなくレートに潜ってみると、何故か自分の中で選出がしっくりくるようになっていて無理なくスルスルと19までレートを上げることができ、もっと早くこの状態になっていればまだ勝っていけたのかもと思います。
サンムーンからレートを始めて、結局は20に2回乗っただけで全然大した結果は出せませんでしたが、色んなポケモンで色んな構築を作って、自分としてはかなり楽しめたなと思います。
8世代に関しては現状スイッチも何も買っておらず、すぐにプレイする予定もありませんが、動画などで対戦を見ていると面白そうだし、気が向けばまた潜るかもしれません。その時はどうぞよろしくお願いします。それではまたどこかで。
【USUM S15 使用構築】汎用地雷ロップギャラアーゴ【最高&最終 2004】
【はじめに】
皆さんお久しぶりです。WINDYと申します。S15お疲れ様でした。この度久々に20に乗れたので記念に記事を書かせていただきたいと思います。最後まで読んでいただければ嬉しいです。
【使用構築】
【構築経緯】
S14の終盤にロップで遊んでいた際、飛行Zギャラドスとの相性が良さそうだと感じたのでロップギャラから組み始めた。ロップ軸の構築記事を読んでいると襷アーゴヨンなるものを見つけ、ギャラとの並びが作れて強そうに感じたので採用。サイクルの要素も取り入れたかったので有名な構築に倣いカビゴンとエアームドを採用。最後の枠にはHDドリュウズを採用していたが、構築単位でテッカグヤやドヒドグライの並びが重かったので霊獣ボルトを採用した。
【コンセプト】
・対面、サイクル、積みの選出パターンを確保し様々な勝ち筋を追えるようにする
・環境にうじゃうじゃいたレヒレの処理ルートを多めに確保する
【個別紹介】
ミミロップ@メガ石 柔軟→肝っ玉 陽気
技構成:猫/恩返し/膝/冷パン
実数値:141-188-114-54-116-205
努力値:H4 A252 S252
ASぶっぱ
高い素早さから無効化されない安定した火力を出せるのが非常に優秀だった。技構成はテンプレの3つと@1は冷凍パンチを選択したが、マンダ軸にも出しやすく使い勝手は良かった。
エアームド@ゴツメ 頑丈 腕白
技構成:吹き飛ばし/毒/ステロ/羽
実数値:172-100-211-54-90-91
努力値:H252 B252 S4
HBぶっぱ
攻める選出の起点要員、切り返し要員をして貰ったり、カビゴンと合わせてのサイクル要員として活躍して貰った。キノがッサはこいつが早く起きてくれれば勝てる。技構成は切り返したいので攻撃技でなく吹き飛ばし、あとはテンプレ。
カビゴン@混乱実 食いしん坊 腕白
技構成:捨て身/地震/鈍い/リサイクル
実数値:256-133-127-66-140-51
努力値:H164 A20 B244 D76 S4
H:呪いダメ2回で木の実が発動する4n
A:+2地震で無振りリザX確定、+1地震でコケコを高乱数1発
HB:鈍い3回で特化ミミッキュのじゃれを~46.0%に抑える
HD:特化テテフのPFサイキネ2耐え
S:余り
対面、詰ませ、サイクルの全てこなせる最強のポケモン。いい加減誰しも対策しているが、それでも活躍してくれた。選出画面でどういう動きをさせたいかイメージしてから丁寧に運用してあげるとすごく強かった。技構成はテンプレ。
ボルトロス@電気Z 蓄電 臆病
技構成:10万/めざ氷/気合い玉/悪巧み
実数値:155-103-90-197-100-168
努力値:H4 C252 S252
CSぶっぱ
テッカグヤ、レヒレ、ドヒドグライ等に厚くしながら電気の一貫を切りたかったので採用した。最速にしたおかげで遅いマンダ、意地グロス、リザ等の上をとれるので臆病で良かったと思う。技構成はテンプレ。因みにヌオーは気合い玉2発で処理したりしていた。
アーゴヨン@襷 ビーストブースト 臆病
技構成:流星群/ヘドウェ/文字/悪巧み
実数値:148-83-93-179-94-190
努力値:C252 D4 S252
CSぶっぱ DL調整であまりD振り
汎用性の高い地雷要素①であり本構築のMVP。統計は取っていないが体感の選出率は1位。アーゴの襷はあまり見られず、Zに慣れていると使い始めは違和感があったが、慣れれば行動保証のおかげで非常に選出しやすく、もっと使われて良い強い型だと感じた。技構成はテンプレ。
ギャラドス@飛行Z 威嚇 陽気
技構成:アクテ/地震/飛び跳ねる/竜舞
実数値:175-177-100-72-121-140
努力値:H36 A252 B4 D4 S212
H:16n-1
A:ぶっぱ
B:余り
HD:特化ジャラZ確定耐え
S:最速75族抜き
汎用性の高い地雷要素②。配置がメガっぽいのと飛行Z型でありながら挑発でなく地震を採用することで、型の誤認によるイージーウィンを拾えたりした。受けへの役割は薄くなるが、代わりに選出できる構築の範囲は広がった。相手のウルガやギャラを後投げから良く狩ってくれた。調整に関して、Sが最速の必要性がないと感じたので少し削って耐久に回している。
【選出パターン】
vsカバマンダガルドレヒレ
これが多かった。カビムドーで削ってアゴの一貫を作る。初手にアーゴマンダ対面が出来たらたまにガルドバック読み悪巧みを押してゲームを終わらせていた。ポリ2が絡んでくると面倒になる。
vsリザグロスミミガッサポリ2
だいたいこれ。ムドーアーゴで相手を削りロップを通していく。
vsガルランド
@2 取り巻きによって選出が変わる。アーゴは基本出さない。
vsクチート軸
@1 クチートはゴツメ+文字で縛ることが多かった。後は取り巻き次第。
oror カビムドーで削って裏を通すかカビゴンで詰める。
vsバシャーモ入り
@2 重いバシャが大体初手に来るのでアーゴを合わせて守るのタイミングで悪巧みして突破していくことが多かった。再戦ではアーゴを裏に置いたりした。
vsランド始動の積み展開
アーゴの襷を残せるようにorアーゴで先に展開して行きたい。メガ枠出てきたらギャラ投げて切り返していた。
【苦手なポケモン・並び】
キノがッサ
ムドーの自覚にかかってる。安定しない。大体勝てるが。
シビアな立ち回りを要求されるのでしんどい。意外と勝てるが。
基本的に無理。特にステロ撒かれると。雷パン持ち増えすぎだ。
ヤドバレルドラン
崩せません。一度だけギャラの飛び跳ねるでヤドラン麻痺らせて5舞積んで強引に突破できたことはありました。
【終わりに】
ここまで読んで下さってありがとうございます。昨シーズン(s14)は本格的には潜っていなかったのですがインフレしていたこともあって多くのffの方が好成績を残しており、それを見て自分ももう一度20に乗ってやるという気持ちで今シーズンは臨みました。例によって19には100戦位で届いたのですが、そこから中々勝ち上がれず気づけば400戦以上こなしながらも19中盤という状況で最終日を迎えていました。最終日にしても、20チャレを4回ほど落とし(内2回は運が悪くなければ恐らく勝てていた)、今シーズンは無理なのかもなという考えが頭をちらつきましたが、なんとか日付のかわる頃に迎えた20チャレを通して久々に20を達成出来ました。簡単に諦めなくて本当に良かったです。
20に行くのでも必死で20帯を勝ち上がっていくようなプレイヤーにはまだまだ及ばないですが、19帯でこれほど戦えたのは今シーズンが初めてで、一応はゆっくりと実力も上がっているのかなと思います。7世代のレートも次シーズンががラストかもしれないので、期間が長めなこともありますしまずは再びの20達成、そしてそこから勝って最高レートを大きく伸ばしたいですね。2050くらいいきたい。
それではこの辺りで失礼したいと思います。マッチングした方々は対戦ありがとうございました。s15お疲れ様でした。s16も楽しんで行きましょう!
最後に結果の写真を載せておきます。
TN WINDY 最高&最終2004
何か質問などあればtwitterの@PokeWindyまでお願いします。
【USUM S13使用構築】ツボゲンスイ【最高1952 最終1722】
【はじめに】
皆さん初めまして。WINDYと申します。S13お疲れ様でした。結果はあまり振るいませんでしたが、ツボツボ入りの構築記事はまだ多くなく、少しでもこのポケモンを使いたい方の参考になればということで記事を書くことにしました。最後まで読んでいただければ幸いです。記事の最後に本構築のQRパーティも紹介していますので興味の湧いた方はぜひ使ってみてくだざい。
【使用構築】
【構築経緯】
S13の中盤までは受けに重点を置いた構築を使っていたが、上から複数回技を被弾するので運負けしやすく(グロスに怯まされたり急所貰ったり麻痺らされたり凍らされたり)労力の割にレートが伸びなかった。そこで攻めに重点を置いた構築を使うことに決め、ツボツボの展開から制圧していく構築を考えた。ツボツボは初手にグロスレヒレジャローダを呼びやすいので、それらに強くネットステロ展開との相性も良いメガゲンガーを採用。ツボツボとの相性が良いZ枠としてカミツルギを採用。ネットの効果を加速で打ち消してくるバシャーモやメガゲンガーであまり相手したくないミミッキュガルド、スカーフのランドロスをケアするためにランドロスを採用。特性により加速するアゴやゲコマンダガルド辺りをある程度相手でき、カミツルギの呼ぶカグヤに強く受け構築への詰ませ性能も高いスイクンを採用。@1として始めは浮いているスカーフ持ちにも強くなれて並びでガッサのケアも出来るスカーフテテフを採用していたが、18帯辺りから選出率が極端に落ち、構築でクチート軸やゴーリが重くそもそも鋼タイプの処理ルートも不足していると感じていたのでウルガモスを新たに採用してひとまず完成とした。
【コンセプト】
・シンプルな試合展開で勝つ
・選出誘導により初手出し勝ち、有利に試合を進める
・上から制圧する
【個別紹介】
ツボツボ@レッドカード 頑丈 慎重
技構成:岩封/ステロ/ネット/アンコ
実数値:127-30-267-27-292-10
努力値:H252 B132 D124
HB:陽気メガギャラの+1滝登り確定耐え
HD:特化テテフのPFサイキネ2耐え
ゲンガー@メガ石 のろわれボディ→影踏み 控えめ
技構成:シャドボ/ヘド爆/めざ氷/気合玉
実数値:135-76-100-244-116-182
努力値:C252 D4 S252
C:環境のほぼすべてのメガメタグロスをシャドボでワンパン
ヘド爆でH252レヒレが62.5%の乱数1発
S:最速ジャローダ抜き
カミツルギ@ノーマルz ビーストブースト 陽気
実数値:155-207-152-71-58-176
努力値:H164 A44 B4 D52 S244
HB:特化ミミッキュの+2シャドークロー+影うち確定耐え
HD:特化テテフのPFサイキネ確定耐え
S:最速ズガドーン抜き
A:余り
ランドロス@混乱実 威嚇 腕白
技構成:地震/岩封/ビルド/身代わり
実数値:196-168-143-112-108-114
HB:特化メガクチートの-1じゃれ2耐え
A143ミミッキュの+1ミミz確定耐え
S:-1ウツロイド抜き
D:余り
スイクン@残飯 プレッシャー 図太い
技構成:熱湯/凍風/瞑想/身代わり
実数値:205-74-154-110-135-135
努力値:H236 B36 S236
身代わりにタイプ一致イカサマが13.1%~16.0%
S:最速70族抜き
ウルガモス@炎z 炎の体 控えめ
技構成:放射/さざめき/羽休め/蝶舞
実数値:177-58-110-176-126-138
努力値:H132 B196 C36 D4 S140
HB:特化ミミッキュのゴーストz+影うち確定耐え
C:11n
S:+1で最速135族抜き
【個別解説】
ツボツボ
ネットとステロを両立でき、高い耐久と特性による行動保証があるのが魅力。襷を持たなくて良いことから、相手の積み展開やバトン展開に刺さるレッドカードを持たせた。技構成はこれで完結していると思う。このポケモンを毒などの絡め手で処理しようとして、行動回数を稼がせてくれる相手に対してはかなり有利な試合展開を作ることが出来た。レートが上がるにつれて挑発持ちのゲッコウガが増加したり、高火力2発で処理されることが増えたので、そうした試合展開が予想される時にはこのポケモンのサポートが本当に必要か考え、初手で優先度の高いサポートのみ行って退場するor裏に置いて試合中盤から展開するor選出しないなど動かし方を工夫した。あとはとにかく起点にならないように気をつけた。
ゲンガー
本構築唯一のメガ枠にしてエース。性格を控えめにすることで、コケコゲンガーと同速勝負をしたりゲコアゴや速いマンダの上をとることは出来なくなったが、ツボツボが初手に呼ぶグロスやレヒレをワンパンしてeasy winを拾えたり、ネットステロ展開後の制圧力が向上したのでこれで良かったと思う。技構成は強力な追加効果のメインウエポン2種類に対応範囲を広げるめざ氷と気合玉とした。気合玉は体感85%くらい当ててくれました。
ネットステロ展開後の制圧力の高いz枠。構築で重めなメガギャラに強かったり、ゲンガーの苦手なミミッキュにもそこそこ強かったり、高火力のz技により半減だろうが無理矢理削って裏の圏内に押し込む動きも取れるので使用感は良かった。ナットレイやカビゴンの相手をするためにサブウエポンには聖剣を採用した。
ゲンガーが苦手なミミガルドクチートバシャスカーフランド辺りに強く出られる。Dにも努力値を割くことで多少削れた状態からでもメガバシャのめざ氷を耐えてくれるようになった。技構成はメインの地震、エースが上から制圧する展開を維持したり浮いている相手への打点となる岩封、ツボツボのアンコールやスイクンの熱湯火傷との相性が良くトリルターン稼ぎに使える身代わり、自身が詰め筋となれるビルドとした。
カバマンダ系統のパーティに出せたり、激流ゲッコウガを誤魔化せたり、アゴを止めて貰ったり、カグヤを起点に出来たり、受け構築にも出せたりと幅広い構築を相手に活躍してくれた。特に対受け構築の性能は想像以上だった。技構成は追加効果が強すぎる熱湯、エースが上から制圧する展開を維持したりマンダなどへの打点となる凍風、ツボツボのアンコールや熱湯火傷との相性のよい身代わり、自身が詰め筋となれる瞑想とした。
最終日目前に新たに採用した枠。このポケモンのおかげでラティクチなどの構築を相手しやすくなった。対ゴーリに関しては運が悪すぎて全く勝てなかった。十分考察出来ていないので調整や技構成に関しては構築に合わせた改良の余地があると思う。炎z自体の使用感はかなり良かった。
【選出パターン】
vsカバマンダガルド
ほぼこれ。ツボツボで場作りしてスイクンで相手を削りゲンガーで詰める。
vsカバリザテテフミミッキュ
@1 ネットステロどちらも撒きたいのに火力高すぎてどちらか一方だけになることが多く厳しい相手。ガッサいるとほぼ無理。
この手の構築のリザはXが多い印象なのでランドの刺さりが良い。ミミッキュ処理出来ればツボゲンの通りも良好。
@1 初手にグロスレヒレがやたら来るので初手ゲンガーが多かった。ゲンガーの通りがかなり良いので@1の枠でヒトムを上手く削りたい。
vsガルランドゲコミミガルド
() ガルド居なければツルギも出しやすい。火傷全く引けないと結構しんどい相手。弱点の先制技多すぎてゲンガーは出せない。中速が多くステロの刺さりも悪いのでツボツボも微妙か。
vs襷ランド始動の積み構築
or 大体ランドから入ってステロ→攻撃と動いてくるので、初手にツボツボ出してネット→ステロと動くことで、レッカで出てきた相手エースのSを下げつつランドの襷を削れる。ギャラがいたらツルギを出したいがそれ以外は割とゲンガーを出していた。
vsゲンガー軸
() レッカでない期待か初手ゲンガーが多い印象。攻撃されれば確実にネットを踏ませられるので初手ツボツボが安定だが、身代わり→鬼火で火傷ダメでツボツボを削った後祟り目で処理されると負ける。一度しかされたことはないが。相手にカビゴンがいる場合はカミツルギで対処するか削り入れてゲンガーの気合玉当てる。
vsロップ軸
@2 ツボツボを展開出来る場合が多いので初手にツボツボ。後は裏の鋼枠倒せるやつと通りのいいやつ。
vsポリクチ
@1 構築に挑発持ちがいない関係でトリルはほぼ確実に展開させてしまうので、身代わりや羽休めなどでトリルターンを枯らしながら相手していく。ガモスがミミクチ辺りを焼いてくれると多少楽になる。
vsラティクチ
@1 ガモスの通りがいいので、いかにその障害となるスカーフランドロスやレヒレを除くか。
vs受け構築
or ステロダメージが大事であり、相手の高速アタッカー枠を機能停止させたいのでツボツボを序盤に展開したいが、挑発持ちのムドーなどが来そうな時はゲンガーから入ってメガ進化しておき、後投げラッキーにツボツボ投げて展開することが多かった。ゲンガーのパワーが高いので、ヒトデは基本的にゲンガーでゴリ押して突破していた。
vs雨パ
@1 裏選出をされることもかなり多い。この2体を基本に頑張る。無振りナットの種ガンは2発までならスイクンの身代わりが耐えるので、受け出し時に焼けば強引に起点にして雨下の瞑想熱湯で突破出来なくもない。雨が上がればラグよりスイクンの方が速いことを忘れないようにしたい。
vs砂パ
@2 残りの枠は裏を見て。ツルギやゲンガーの通りが良かった気がする。
vsゴーリ入り
@2 残りの枠は裏を見て。このポケモン使ってるヒト嫌いです。
vsバトンパ
@1 ステロを撒かせないようにしながら相手の起点作り要員を処理し、相手に適当に負荷をかけ、エースに繋ぐところでツボツボを出してレッカで展開をリセットする。その後ツボツボで場を整えてこちらのエースを通しにいく。ゲンガーを出すことが多かった。
【苦手なポケモン】
キノがッサ
対策を組み込めなかったのでゲキ重。ツボツボの最速起きに期待するかゲンガーで無理矢理対処するか。
ジャラランガ@z
フェアリータイプいないのでしんどい。ツボツボのレッカで無理矢理対処するしかない。
ボーマンダ 速い両刀
終盤に多く見かけた。ゲンガーが上から地震でワンパンされるしスイクンへの捨て身反動+凍風を耐えられることが多く、かなりしんどかった。
【終わりに】
ここまで読んで下さってありがとうございます。自分にしてはかなり少ない対戦数で19に到達出来ていたので、1952までいけたときは20にもきっと乗れると思っていたのですが、そこから苦手なキノがッサやジャラと連続でマッチング、ゴーリには当然のように零度を当てられ、ズルズルとレートが溶けてしまい再び上げることが出来ませんでした。レートが上がっている時はこれらのポケモンとあまりマッチングせず、相性の有利な受け構築との対戦が多かったので、単に運が良かっただけで、まだまだ実力が足りていないのだなと思わされました。
少しポケモンの対戦に疲れたのでしばらくレートからは離れようかと思いますが、またしばらくしたら戻ってきてもっといい結果を出せるように頑張りたいですね。次は20に乗せた構築記事を書きたい・・・
それではこの辺りで失礼したいと思います。マッチングした方々は対戦ありがとうございました。改めてS13お疲れ様でした。
最後に結果の写真を載せておきます。
TN WINDY 最高1860 最終1782 ※別構築を使用
TN Sophie 最高1952 最終1722
何か質問などあればTwitterの@PokeWindyまでお願いします。
【QR】
この構築のQRです↓ 良かったら使ってみて下さい。