WINDYのポケ日記

主に構築記事上げます。

【USUM S17 使用構築】WINDYさんのマンダ軸

【はじめに】

 

皆さんこんにちは。WINDYです。目標としていた結果には届きませんでしたが、7世代も終わりと言うことで、割と気に入っている構築の記事を記念に書き残したいと思います。ほぼ自分の思い出用の記事ですが、良かったら読んでいって下さい。

 

 

【使用構築】

 

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【構築経緯】

 

例によってシーズンの序盤は、S15の構築記事を読んで気になったパーティを触っていたのだが、少し耐久に回した陽気マンダが手に馴染んだのでメガ枠として採用することに。普段よく構築の話をしている方が、身代わり吠えるのステロドランが強いと言っていて、マンダとの相性も良さそうなので採用。この2体から組み始めた。

この2体と相性の良いポケモンとして、ナットレイが役割的にしっくりきたので採用。このままだとゲッコウガが重めで、全体のSラインも低かったのでタイプ補完も優秀なスカーフカプ・レヒレを採用。この4体では明確なストッパーがいないのと、格闘技持ちのボルトロスゲッコウガなどの、技範囲がこちらの構築に刺さっている高速アタッカーが重かったので、そいつらを対面的に処理するためにZ枠として最強ポケモンミミッキュを採用し、襷枠&地面枠としてホルードを採用して構築が完成した。

 

 

【コンセプト】

・7世代最後だしマンダを使いたい

・対面、サイクルどちらの選出も柔軟に出来るように

・各ポケモンに崩し要素を持たせる

 

 

【個別紹介】

 

f:id:windy-poke:20190108185510p:plainボーマンダ@メガ石 威嚇→スカイスキン 陽気

技構成:捨て身/地震/竜舞/羽休め

実数値:183-189-151-117-112-182

努力値:H100 A188 B4 D12 S204

   A:無振りメガルカリオが87.5%の高乱数1発

    H212 B4 振りのメガボーマンダを捨て身2発 or ステロ+舞捨て身で確定1発

    H124 振りのメガメタグロス地震で98%の高乱数2発

   HB:威嚇込みで特化メガリザードンXの逆鱗が6.3%の低乱数1発

   HD:メガ進化前DL調整

    臆病CSメガゲンガーの凍える風が43.8%の乱数1発

   S:最速ジャローダ抜き

 

強いと分かっていても今まで手に馴染まなかった7世代最強メガ枠。S17にしてようやく手に馴染むマンダに出会えた。メガ前の威嚇という特性も超強力で、メガ後は圧倒的な数値と優秀な耐性であらゆる動きに対応でき、しっかりと構築の軸として機能してくれた。この構築の他のメンツを見て、メガルカリオやらメガメタグロスやらカミツルギがほいほい選出されるので、そいつらを上から潰すために性格は陽気。調整はありがちなものに落ち着いたが、こいつでメガリザードンXの逆鱗を受けて切り返す動きを結局しなかったので、耐久を若干削ってAに回しメガルかリオやメガメタグロスへの乱数を良くした方が強かったかもしれない。技構成は火力を確保するために恩返しではなく捨て身を採用して後は舞マンダのテンプレ。

 

 

f:id:windy-poke:20190618212453p:plainヒードラン@残飯 貰い火 穏やか

技構成:噴煙/ステロ/身代わり/吠える

実数値:193-88-127-159-165-102

努力値:H212 B4 C68 D188 S36

   H:残飯効率のよい16n+1

   HB:特化メガクチートの叩き落す+不意打ちを確定耐え

    A204 振りの意地メガメタグロスアームハンマー確定耐え

   HD:特化ギルガルドの霊Z+影うち確定耐え

   C:D4 振りメガゲンガーに噴煙が71.4%の乱数2発

   S:遅いメガフシギバナを抜ける程度

 

強いと教えて貰った構築の組み始めの1体。 主にバナやポリ2、テッカグヤなどが入った構築に対して選出し、こいつで荒らしてから裏のマンダやミミッキュを通す動きが強かった。ゴーリに対してのこの構築の回答でもある。選出抑制の役割も大きく、リザグロスとマッチングした際に、相手がより処理の楽なグロスばかり選出してくれたのは大変ありがたかった。ワンウエポンには放射ではなく噴煙を採用しているが、火傷の追加効果で勝利をたぐり寄せることも割とあるので、上振れ技の噴煙で良かったと思っている。こいつは見た目はアーゴヨンに強いが実際にはそんなこともないので、他の面子と合わせて頑張って処理しなくてはならない。

 

 

f:id:windy-poke:20190108235417p:plainナットレイ@混乱実 鉄の棘 呑気

技構成:ジャイロ/タネガン/宿り木/鈍い

実数値:181-118-183-67-149-22

努力値:H252 A28 B124 D100

調整はテンプレの鈍いナットレイ

 

有名な並びにもあり、マンダドランと相性の良い枠。レヒレを始めとした相手の水枠に対してのクッション、ギャラドスミミッキュ等の物理アタッカーのストッパー、鋼枠としてのカプ・テテフ対策、カビゴンやポリ2に投げてサイクル戦を仕掛けるなど、広い範囲に対応できて使いやすかった。相手のマンダやグロスに関しては、ナットレイの突破手段を持っていることも多いので、任せきりにせずにカプ・レヒレやマンダと合わせて処理する選出をしていた。

 

 

f:id:windy-poke:20190108180140p:plainカプ・レヒレ@スカーフ ミストメイカー 控えめ

技構成:波乗り/ムンフォ/冷ビ/トリック

実数値:151-85-135-156-150-137

努力値:H44 C212 S252

CSベースで気持ち耐久に回した

 

このポケモンの一番の採用理由は上からゲッコウガを殴り飛ばすことで、初めはそのくらいしか選出画面での役割を考えていなかったが、使い慣れる内にメガゲンガーメガメタグロスランドロスのような並びに波乗りで一貫を取りに行ったり、舞わないマンダを上から縛りにいったり、受け気味の構築にトリックでスカーフを押しつけて崩しに参加したりと様々な動きを想定出来るようになり、使いやすい器用で優秀なポケモンだと感じた。

 

 

f:id:windy-poke:20190108185142p:plainミミッキュ@ゴーストZ 化けの皮 意地っ張り

技構成:じゃれ/ジャドクロ/剣舞/影うち

実数値:131-156-100-63-125-148

努力値:H4 A252 S252

 ASぶっぱ

 

ここまで比較的サイクル寄りのポケモンの採用ばかりだったが、それでは対応しにくい相手に対面的な動きを取れるZ枠として採用した。こいつのおかげでボルトロス入り、ラティクチ、ゲンガー軸等への勝率が上がった。Zの種類に関しては、主にテッカグヤナットレイに対して物理打点による役割集中をかけたかったので、霊Zで採用した。

こいつがいるだけでゲームプランの組み立てがしやすくなったし、やはり7世代最強ポケモンは最強だった。

 

 

f:id:windy-poke:20191124201136p:plainホルード@襷 力持ち 意地っ張り

技構成:地震/冷パン/炎パン/叩き

実数値:161-118-98-53-99-128

努力値:H4 A252 B4 D12 S236

   H:4 振りで奇数に

   A:特化

   B:余り

   D:DL調整

   S:振り切る必要を感じなかったので若干削った。一応、S-1最速ゲッコウガを抜ける且つ、速めのHDグライオンを抜けそうなライン。

 

自分が最も信頼している地面枠。構築に対面的な動きを取り入れるために採用し、そのため持ち物は襷にした。この枠にニドキングを採用していた時期もあったが、ギルガルドをワンパンしうる火力や叩き落すの存在、物理受けを読んで役割集中で崩していく動きを取れることからホルードで良かったと思っている。技構成に関してはメインの地震と4倍弱点に刺さる冷パン、ポリ2やカビゴンの持ち物を落とせる叩きで、ラストはカミツルギやメガハッサムナットレイに刺さり、叩いた後のエアームドテッカグヤを裏の圏内に押し込むのに使える炎パンとした。

 

 

【終わりに】

 ここまで読んでいただいてありがとうございます。今シーズンは途中で新作が発売されるということで、その前に手応えが掴めてある程度のレートに来れていれば終盤も勝負したいなと思っていたのですが、後になって採用したミミッキュホルードを選出に上手く組み込めず、レートを逆にがっつり溶かしてしまっていました。そのため、自分の実力ではもう間に合いそうにないなと思い、7世代の対戦から離れていました。しかし、シーズン最終盤になってなんとなくレートに潜ってみると、何故か自分の中で選出がしっくりくるようになっていて無理なくスルスルと19までレートを上げることができ、もっと早くこの状態になっていればまだ勝っていけたのかもと思います。

 

サンムーンからレートを始めて、結局は20に2回乗っただけで全然大した結果は出せませんでしたが、色んなポケモンで色んな構築を作って、自分としてはかなり楽しめたなと思います。

 

8世代に関しては現状スイッチも何も買っておらず、すぐにプレイする予定もありませんが、動画などで対戦を見ていると面白そうだし、気が向けばまた潜るかもしれません。その時はどうぞよろしくお願いします。それではまたどこかで。