WINDYのポケ日記

主に構築記事上げます。

【剣盾 シングルS1 使用構築】ガアバンギ~シャワーズを添えて~【瞬間最高48位(12/29時点)/最終190位】

【はじめに】

 

皆さんこんにちは。WINDYという者です。今回は8世代最初のシーズンに使用した構築を紹介したいと思います。自分にしてはかなり勝てた構築で、弱くはないと思います。良ければ最後まで読んで参考にしていって下さい。

 

 

【使用構築】

 

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 ↑レンタルチームも公開したので良ければ使ってみて下さい。
(レンタル消しました。)

 

【構築経緯】

 

8世代が始まったばかりで分からないことだらけなので、とりあえず数値の信用できるポケモンから組もうということでバンギラスを採用。型は当時流行っていた弱点保険のフルアタ型をHAベースで採用した。バンギが不利をとるポケモンからの引き先として新ポケモンのアーマーガアが良さげだったので採用。この2体から組み始めた。

残りの4体は環境に合わせて変わっていったので、最高順位を取ったときのメンバーを以下で紹介する。

 

 

【コンセプト】

 

・数値の高いポケモンを極力採用し誤魔化しの利くようにする

・個々のポケモンの性能をダイマックスに依存しない

 

 

【個別紹介】

 

f:id:windy-poke:20190108235638p:plainバンギラス@弱点保険 砂起こし 意地

技構成:ストーンエッジ/噛み砕く/アイアンヘッド/炎のパンチ

実数値:205-198-131-×-121-89

努力値:H236 A204 B4 D4 S60

   S:4振りアーマーガア抜き

   A:11nで最大

     H:残りの努力値で奇数最大

     BD:端数割り振り

f:id:windy-poke:20191229145149p:plain バンギラス@弱点保険 砂起こし 意地

技構成:ストーンエッジ/噛み砕く/アイアンヘッド/竜の舞

実数値:207-189-130-×-120-96

努力値:H252 A140 S116

   S:+1で最速75族や準速90族を抜ける +2で最速インテレオン抜き抜き抜き

        H:ぶっぱ 

        A:残り

 

砂補正を合わせれば600族オーバーの数値になる怪物。ダイマックスとの相性がすごく良く、耐久値が上がることで弱点保険を低リスクで発動させやすいし、今まで命中不安に悩まされていた岩技を高火力の必中技として最大3ターンも放てるようになった。殴り合いの性能が非常に高く、軸として採用して正解だった。

技構成に関しては、タイプ一致の2ウエポンに加えダイマックス時に物理耐久を上げられる鋼技のアイアンヘッド、そして初めはナットレイやアーマーガア意識の炎のパンチを採用していたが、シーズン終盤になるにつれ炎のパンチを全く使用しなくなったので、後述のシャワーズとの相性も良い竜の舞を新たに採用した。またそれに伴い調整を変更した。従来の対面性能を維持しつつ崩し性能も確保でき、従来よりも非ダイマックス時に活躍を見込めるようになり、ダイウォールも使用可能になって中々使い勝手は良かった。型の変更後にバンギの選出率も順位も上がっていったのがすごく嬉しかった。せっかく産んだ8世代初の色個体にはやっぱり活躍して欲しいし。

 

 

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アーマーガア@オボンの実 ミラーアーマー 腕白

技構成:アイアンヘッド/ボディプレス/鉄壁/羽休め

実数値:205-107-172-×-105-88

努力値:H252 B252 S4

HBぶっぱ

 

バンギが不利をとる物理アタッカーに対処する要員。技構成はミミッキュへの安定打点となりダイマックス時に物理耐久の上がるアイアンヘッドドリュウズ等への打点となるボディプレス、対物理の詰ませや切り返しのための鉄壁、体力管理に羽休めを採用した。調整をHBから変更するつもりがなく、ダイジェットのうまみが少ないのでブレイブバードは採用しなかった。

環境序盤の物理偏重のパーティが多かった時期ほどには終盤活躍出来なかったし、速い挑発持ちのアーマーガアが環境の主流になったことでミラーに非常に弱くなったが、ボディプレス持ちのアーマーガアを切った選出をされることが増えてイージーウィンを拾えたりしたし、結局対物理性能は高いので十分強いと感じている。

実はこの子はクリスマスに産まれた理想5Vの色個体だったりする。

 

 

f:id:windy-poke:20190108234006p:plainヒートロトム@突撃チョッキ 浮遊 控えめ

技構成:オーバーヒート/放電/悪の波動/ボルトチェンジ

実数値:157-63(a0)-127-172-127-107

努力値:H252 C252 S4

HCぶっぱ

 

主に相手のトゲキッスリザードン、アーマーガア、ジュラルドン辺りに対抗するために採用。技構成はメインウエポンとなるオーバーヒートと放電、対面操作技のボルトチェンジまでテンプレで、@1にはダイマックス時にDダウンの追加効果でごり押しが利きそうでドラパルトへの打点にもなる悪の波動を採用した。

このポケモンダイマックスは切り返し用として使いやすいだけでなく、ダイバーンとダイアークのおかげで特殊火力の押しつけが出来るので、個人的には結構気に入っている。

 

 

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ドラパルト@拘り鉢巻 すり抜け 意地

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/蜻蛉返り/不意打ち

実数値:163-189-99-×-95-191

努力値:A252 B28 S228

        A:特化 鉢巻ドラゴンアローで無振りのエースバーン、リザードンが確1

                         鉢巻不意打ちでB4振りドラパルトが68.7%の乱数1発

       鉢巻き不意打ちがH4振りヒヒダルマに55.2~65.1%

        B:余り 意地特化エースバーンの鉢巻不意打ちが37.5%の乱数1発

        S:最速インテレオン抜き抜き、+1準速75族抜き

 

 

バンギラスを見て出てくる格闘タイプへの対処や、高速高火力のスイーパー枠として良さげな新600族がいたので採用。身代わりを張ってくるサザンドラオニゴーリ、一定数いる壁構築に対抗したかったので特性はすり抜けで採用した。S種族値が142もあるおかげで意地っ張りでも最速インテレオンや準速スカーフの75族を抜けているのが偉い。元々は受け構築に強いかもと思って特殊の鬼火祟り目型を使っていたが、全くしっくりこなかったので物理型に変更した。

技構成はメインウエポンでありダイマックス時にAダウンの追加効果で相手の物理を誤魔化せるドラゴンアロー、相手のダイマックスターンを枯らしたり自身のダイマックス時に一貫性が高くBダウンの追加効果でごり押しにも繋がるゴーストダイブ、初手を安定させたり欠伸ループへの一定の対抗手段にもなり、ダイマックス時にCダウンの追加効果で相手の特殊を誤魔化せる蜻蛉返り、意外と考慮されずバレて無ければ詰め筋として機能する不意打ち(ほぼうちません)を採用した。

このポケモンは採用したい技のダイマックス時の追加効果の優秀さにより対面性能が高く、ダイマックスで数的有利をとってから裏に引いて鉢巻の火力で詰める動きを良くした。スイーパーとして優秀なので少ない体力でも極力残すように立ち回った。バンギとの同時選出時にはどちらでダイマックスするか慎重に考える。

この子の色は国際孵化で159匹目とかいう驚異的なスピードで成功した。

 

 

f:id:windy-poke:20191229150045p:plainシャワーズ@残飯 貯水 臆病(ミントで図太いに変更)

技構成:熱湯/欠伸/身代わり/バトンタッチ

実数値:204-63(a0)-123-130-115-92

努力値:H204 B252 S52

        B:特化 特化ギルガルドインファイトが33.7~39.8%

        S:ラプラスに抜かれたくないので少し伸ばす

        H:余り全部 奇数

 

上記の4体では相手の水技がしんどいので、水の一貫を切る枠としてトリトドンラプラスブルンゲル等を試した末にシャワーズに辿り着いた。このポケモンは水の一貫を切りつつ、相手物理アタッカーへの誤魔化し、受け構築に対しての崩しの起点作り等の役割を担っている。

技構成はメインウエポンの熱湯、ドヒドイデブラッキーに対してアドバンテージの取れる身代わりまではすんなり確定したが、スイクン(使いたかったなぁ)などと違いこのポケモン単体では崩しは難しいので、アドバンテージを後続に引き継ぐためにバトンタッチ、様子見や起点作りに便利で相手を流すことも出来る欠伸を採用した。

使い始めた当初はこんな型で機能するのか不安だったが、思った以上に選出しやすく、バンギに竜の舞を採用したり後述のドリュウズを採用してシナジーを作ることで強い選出を作りやすくなった。

 

 

f:id:windy-poke:20190108235705p:plainドリュウズ@気合いの襷 型破り 意地

技構成:地震/アイアンヘッド/角ドリル/剣の舞

実数値:185-205-81-×-85-140

努力値:A252 B4 S252

 ASぶっぱ +2ダイアースでHB特化ヌオーが93.7%の乱数1発

 

自分は構築に襷枠を入れたい人で、この枠には自分の好きな実況者が使っていた特性砂隠れの襷エレザードや氷の礫が強そうな襷マンムーを採用していたが、構築に崩しが不足していたのもありドリュウズを採用した。ヌオー入りも粉砕したかったので特性は型破りにした。この特性が本当に強い。

技構成はメインウエポン2つに崩しを行うための剣の舞までは確定で@1は何でも良かったので適当に角ドリルを採用したが、ほぼ使わないし使っても一度しか当てていないので他に採用したい技があればそちら優先で良さそう。

いかんせん採用してからの選出数がまだまだ少ないので(この子を出さずに済む試合が多い)、この型の性能はよく分かっていないのが正直な所だが、ポテンシャルは高そうなので構築と考察次第ではもっと選出率も高くなって強いのかもしれない。

とりあえず想定通り受け構築に対してはいい活躍をしてくれた。

 

 

【苦手なポケモン

 

エースバーン

刺さってるので初手に大体来る。シャワーズ合わせても蜻蛉で逃げられるし、ドラパルトを合わせても、こちらの鉢巻ドラゴンアローで確1とは言え向こうも意地の鉢巻なら37.5%の乱数でワンパンしてくるし、向こうがダイマックスを切って来るならこちらもダイマックスを切らないとダイアークで確1を取られてしまうのでダイマックスを強要させられる。相手によって行動も全然違うし本当に面倒くさかった。200位辺りからマッチする相手の構築にやたら採用されていてすごく困った。

 

ヒヒダルマ

刺さっている。アホ火力な上に蜻蛉まで覚えるのはずるい。ダイマックス切ったら技範囲も結構広いし。一貫を作られないようにしながら、アーマーガアで先に積んでボディプレスでワンパンしたり、ダイマックスヒトムで焼き払ったり、削ってからドラパルトで縛りに行ったりしてどうにか対処していた。ゆーてキツい。

 

エルフーン

コットンガード積んでくるやつが無理。

 

オニゴーリ

今期はドラパルトのおかげで全勝できたので許す。

 

 

【おわりに】

 

ここまで読んで下さってありがとうございます。8世代の最初のシーズンということで自分がどこまで行けるか試したいと思い、強い構築を模索しながら対戦に臨みました。7世代の最高レート時の順位が250位とかだったのでまずはそれより上に行きたいと思っていたのですが、想像以上に勝つことができ個人的には中々満足のいくシーズンでした。流石にこれ以上の順位に行くには力が不足しているみたいなので、来期以降また頑張っていきたいです。S2の最終日は今のところ予定が空いていそうなので、瞬間最高順位の記録更新と最終順位2桁がとりあえずの目標ですね。まだまだ始まったばかりの8世代、しっかり楽しんでいきたいと思います。

それではこの辺りで失礼したいと思います。マッチングした方々は対戦ありがとうございました。

 

 

最後に結果の写真を載せておきます。

 

TN WINDY 瞬間最高48位(12/29 20時前の時点)

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